【セミナー内容】

本セミナーでは、産業Ethernetプロトコルの1つであるEtherCATに焦点をあてて、EtherCATスレーブコントローラを内蔵し、通信処理とモータ制御などのリアルタイム処理を1チップで実現するRZ/T1を用いて、実際の開発フローを想定した実習形式の解説を行います。EtherCATの概要、スレーブソフト開発の演習、認証試験ツールの使用方法、またデュアルコアのメリットと活用事例などをご紹介を行います。

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【日程・会場】

2019年 02月19日(火) 13:00~17:00
新大阪会場(CIVI新大阪東)

受講をお勧めしたい方

EtherCAT技術に触れたい方やEtherCATプロトコルに関するトータルソリューションをお求めの方
初めてEtherCATの開発を行う、もしくは、検討中のソフトウェアエンジニア

【アジェンダ】

1.RZ/T1の紹介
○RZ/T1グループのコンセプトや特長の紹介
2.EtherCATの概要紹介
○EtherCATの概要、EtherCAT開発を行うための事前準備、EtherCATマスターなどの紹介
3.開発環境の紹介
○TwinCAT(EtherCATマスター)、IAR Embedded Workbench for Arm(統合開発環境)、蔦ASURA(評価ボード)などの紹介
4.TwinCATの紹介
○TwinCATの使用方法や機能概要/デバッグ方法の紹介
5.スレーブソフトの開発(カスタマイズ)の紹介
○製品仕様決定、スレーブインタフェースのカスタマイズ、コンフォーマンステストツールの実施方法などの紹介
6.ハンズオン
○ESI変更、OD変更など、スレーブインターフェース開発の実習を行います。
7.認証試験ツール(CTT)の紹介
○テスト内容紹介、テストエラーの事例紹介
8.RZ/T1のデュアルコアのメリットと活用事例
○RZ/T1の特長であるデュアルコアのメリットと事例の紹介
9.蔦ASURAソリューション紹介
○蔦ASURAソリューション紹介

※カリキュラムは予告なく変更されることがあります。

【演習環境】

・統合開発環境「IAR Embedded Workbench for Arm」(IARシステムズ社製)
・Arm用 JTAGエミュレータ「I-Jet」(IARシステムズ社製)
・RZ/T1搭載 蔦ASURA(コア社製)
・TwinCAT3(ベッコフオートメーション)